NPO法人RIVER

シマント田植えまっさかり
【しまんとメモ 015】腰のいたみは収穫のめぐみ

RIVER コミュニケーター

/四万十川

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田植え

 

お茶シーズンが一段落ついた四万十は田植えの季節です。

山間地域である四万十は実はお米も美味しいんです。山に囲まれているということは川がある。川があるということは水が生まれる場所である。
昔から「入り水の米はうまい」とも言われているそうです。「入り水」とは山あいの一番上の田んぼに一番最初に引き込まれる谷水のこと。
そんな水がアチコチにある四万十は「米がウマイ!」ってわけです。

先日お世話になっている農家さんを手伝ってきました。
今回は「手植え」で田植えをしました。手間もかかるため最近ではあまり見かけなくなってきたそうですね。
しかも! サイズが合わず長靴が入らなかったため素足で田んぼの中に入りました!

 

田んぼ

 

田んぼの泥の中にモニョモニョっと足が沈む感触や、苗を植えるときにズブッと手が入る心地よさ。
トラクターでダダダーっと一気に終わらせてしまうのではなく、一つ一つ自分の手で植えていく。
昔の人は手植え、裸足で作業なんてことは当たり前だったそうです。

この腰の痛さも収穫の時の喜びの一つに変わることでしょう!

 

水路

 

田植えが終わった後は手足がドロドロ。
それを洗うために道路脇の水路を通っている山水に足をつけることのまぁなんと気持ちの良いことか!
次から次へと新鮮な水が左から右へ足の間を通っていきます。

そして農作業が終わった後に食べるご飯はウマイ!!
いやぁ稲穂が実る秋が楽しみです。