NPO法人RIVER

そういえば出来ちょった、しまんと栗工場
【しまんとレポート 003】そうそう、あそこにできちょったよね~

RIVER コミュニケーター

/四万十川

[]   []   []   []

 

始まり

 

皆さん、こんにちは。とことこ配信のリバー事務局です。

田舎は何かと忙しかったりするので、ついついお知らせを忘れてしまいます(笑)勿論、大変反省しています!次は何をお伝えしようかな~♪と写真を整理していたら、四万十に重要な出来事があったのを思い出しました!

2017年10月4日。四万十に栗のペーストを作る加工場が出来ました!!

 

完成

 

その名はしまんと新一次産業株式会社

「農業でシマントを元気にする!」という想いから、四万十の栗再生プロジェクトとして平成24年に設立。プロジェクト発足から8年後に、加工場が完成いたしました。

栗は水分量が多いため、劣化が早い果樹です。また虫に喰われやすく、加工に手間隙がかかります。だから大部分の栗は、虫がつかないように農薬を撒いたり、薬を使って栗の皮を溶かして処理しています。

この加工場の素晴らしいところは、そういった薬品を使わず、生産から加工、販売まですべて同じ地域で行える点です。それは劣化しやすい栗をすぐに活かせるので新たな価値を創出し、またその地域資源を守ります。そして地域で雇用が発生し、人が生きていける田舎の存続につながるのです。

こんな輝かしい未来を切り開く大きな一歩がシマントで踏み出されていました!

 

山本社長
▲代表の山本社長がご挨拶。娘さんがシマント美人です♪

 

こんな大切なご報告が遅れて大変反省しながら書いていますが、 実は栗の加工場のお手伝いにリバーメンバーが出払っていたのです!(笑)

加工場が完成したものの、働き手がいないのが田舎の痛い点。そんな一大事にリバー事務局が立ち上がり、どうやったら作業がやりやすいのか、働きやすいのかサポートしていました。

人生初の栗加工場で働いた感想は、楽しかったです!が、栗は本当に手間隙がかかる果樹だと実感しました。ここでは薬は一切使わず、機械が栗を切ったり、実と皮を分別したり、甘皮の実を削ぎ落としたり、機械が大変活躍しています。ですが栗を腐っていないかどうかの選別は人が行います。それから機械を動かすのも人。

スマートフォンや人工知能がどんなに発達しようが、結局は人なのです。機械は人の時間や労力を助けるもの。人間の世界は、人間しか作っていけないし、人が切り開いていくのです!

なんて真面目なことを書きましたが(笑) 皆さまに大粒の四万十栗が届く日を願っています♪

 

リバーメンバー
▲リバー事務局メンバーも祝いました~♪

 

タツオカさん
▲ここまで走り続けたタツオカさん。これからも応援しています!