NPO法人RIVER

筍なの竹の子なの!?
【しまんとメモ 016】竹の下から旬がはえてくる

RIVER コミュニケーター

/四万十川

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5月ももうすぐ終わりますね。
この時期美味しいのが「淡竹(はちく)」という筍。

竹は日本では約600種類、世界では約1200種類そうです!
よく食べられる筍は6種類くらいあり、冬に採れるもの、春に採れるものと、それぞれの味わいや食感が楽しめます。
「はちく」はこの時期とれ、柔らかく煮物に合います。

たけのこに種類があったのかー、と驚きました。
また種類の多さやそれに合う様々な調理の方法があり、先人の知恵が生かされた生活を送られています。

冬は家の隣に筍を見つけて、はしゃいでいました。
「たけのこ発見!」

人間以外に猪も食べるそうです。

 

 

この様に大きくなったのは、「とうがたつ」といい、硬くて食べられないそうです。
まさにお菓子「たけのこの里」にソックリ!

これが大きくなると、、

 

 

こうなります!

そういえば、「たけのこ」は筍と竹の子と書きますが、まさにこれは「竹の子」。
竹になろうとしています!
人間でいうと、高校生から大学生あたりでしょうか(笑)
よく見ると緑色のものが見えます。

 

 

あっ!竹の子が成人を迎えようとしています!

 

 

近付いてみると、フサフサした皮に覆われていて、柄は動物のよう。

 

 

あっ!緑の竹!
下から剥けて、子が大人になり、よく見かける竹がこの様に変化してできています。

 

 

ちなみに、筍と竹の子の違いは--

食べる事が出来る旬の食べ物「筍」
旬が過ぎた10日を過ぎた食べる事が出来なくなると「竹の子」

だそうです。

漢字の背景にも感服です。