NPO法人RIVER

沈下橋
【しまんとメモ 029】我が故郷に川に沈む橋あり

RIVER コミュニケーター

/四万十川

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岩間沈下橋

 

私は父の影響もあり、昔からよく本(主に文庫本)を読みます。
最近読んでいるのが、原田マハさんの「星がひとつほしいとの祈り」です。
この本は短編集となっているのですが、なんと1つの短編作の中に四万十川が登場するのです。
 
しかも幡多弁、土佐弁。
 
「台風のときやら大水のときやらに、川の中に沈んでしまうんよ。ほきまた、水が引くと姿を現すちや。」
 
この本で出てくる幡多弁、土佐弁を何も違和感もなく読みすすめられるのは、 四万十に住み慣れた証拠かなとも思いました。
「沈下橋」という文字を見つけたときは、 我が故郷を思うかのように嬉しかったなぁ。
 
これから読書の秋に向けて、ぜひみなさんも手にとって読んでみてはいかがでしょうか。