四万十はショウガの名産地だにゃ~
中山間地の四万十は農作物を育てる場所、一筆あたりの面積が小さい。
それなのでお茶やクリ、そしてショウガなど小さな規模でも手間隙をちゃんとかければ生産量が期待できる作物を育てることが多い。
また日照量の豊かさ、高温多湿な四万十の風土はショウガにもってこいの環境というわけだ。
エ?この中にショウガがあるって?
こ、これは…。入るのがコワい…。
どう見てもRPGゲームに出てきそうな感じだが…。
これはショウガを保存するための洞窟だ。
ウワー魔物が現れたー!!
と、叫びたくなる感じの洞窟内部。
しかし、中に入るとフシギな心地よさ。
夏は涼しく、冬は暖かい。内部は年間を通して一定の温度に保たれているのだ。
適度な湿気と、自然の温度管理。
この条件化ならショウガを収穫してから、いい状態で保存しておける。
たくさん収穫しても心配はない。
ショウガ洞窟は、まさに「天然の貯蔵庫」だったのだ。
勇者一行は無事に洞窟から抜け出すのでありました。