NPO法人RIVER

オマエと呑みたい「返杯」
【しまんとメモ007】酒は飲んだら飲ますんや。

RIVER コミュニケーター

/四万十川

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オマエと呑みたい「返杯」

宴会でお酒を飲む時ってどんな感じ?

「まぁどうぞひとつ」と瓶ビールを持ち、空いているグラスにお酒が注がれる。

「いやぁこりゃどうもすみませんね」なんて言いながら、そのまま世間話が始まる。

 

普通の飲みの席だとそんな絵が頭に浮かぶ。

 

返杯

 

四万十の男なら返杯ぜよ

 

自分が飲んでいたグラスを飲みたい相手にスッと差し出す。

相手はソレを当然のように受け取る。

グラスになみなみと酒が注がれる。

空にする。

そして差し出された相手にグラスを渡す。

注ぎ返す。

 

問題は上の図の4の項目だ。

 

普通ならば、自分のコップにいっぱい注いである状態だったら安全はある程度確保できる。

しかしこの返杯のおそろしいところは相手から空のグラスを差し出されるところだ。

「もうあんまり飲めないかも…」と思っているところにスッとくる。

目の前には、なみなみと注がれていくお酒。

 

自分が飲んでいる間は当然相手にはグラスがない。(自分の持っているのは相手のだから)

モタモタちびちびとしているわけにはいかない。

グググーっと飲干す。そしてスッと相手にグラスを返す。

 

みんな平然とソレをやる。お酒が水のようだ。

 

四万十で飲み会に参加する際、ホントウにお酒が弱い人はあらかじめ断っておくことをオススメする。

(私は弱いので、2返杯でダウンした。)

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